
こんにちは!
今日は「生徒が集中しやすい授業の進め方」についてお話ししたいと思います。
授業をしていて「おーい、こっち見てる?」とか「さっきの話、聞いてた?」と声をかけたくなる瞬間、ありますよね。私も何度も経験しました。でも、生徒が集中しやすい授業にはちょっとしたコツがあるんです。
1. 導入で興味を引く
授業の最初が一番大事!
「今日は○○について話します」よりも、「みんな、○○って聞いたことある?」とか「もし○○だったらどうする?」と問いかけるだけで、生徒の興味を引きやすくなります。
例えば、歴史の授業で「今日は戦国時代について話します」よりも、「もし戦国時代にタイムスリップしたら、どの武将の家来になりたい?」と聞くと、グッと引き込まれるはず。
2. 適度なリアクションをする
先生がずっと淡々と話していたら、生徒は退屈してしまいます。
ちょっと大げさなくらいに驚いたり、笑ったり、ジェスチャーを交えて話すことで、授業にリズムが生まれます。
生徒:「先生、それってほんと?」
先生:「ほんとほんと!だって実際にこんなデータがあるんだよ!」
こんな風にリアクションを入れるだけで、会話のキャッチボールが生まれて、集中力が持続しやすくなります。
3. こまめに質問を投げかける
先生がずっと話していると、生徒は受け身になりがち。
そこで、適度に質問を挟むのがポイント。
「ここまでで分かった人?」
「この答え分かる人いる?」
「〇〇さんはどう思う?」
こうやって生徒に話すチャンスを作ると、主体的に考える時間が増え、自然と集中が続きます。
4. 休憩やアクティビティを入れる
ずーっと座っていると、誰でも集中が切れます。
そんなときは、短いグループディスカッションや、ちょっとしたゲームを挟むのも効果的。
例えば、英語の授業なら「この単語を使って1分間で文章を作ってみよう!」といったミニアクティビティを入れるだけで、気分転換になります。
また、歴史の授業なら「チームに分かれて、それぞれの時代の出来事を並べ替えるゲーム」をしても面白いです。数学なら「クラス全員で一つの問題を解くリレー形式の計算ゲーム」を取り入れるのも良いでしょう。理科では「簡単な実験をペアでやってみる」と、より実感を持って学ぶことができます。
このように、授業の内容に合わせてアクティビティを選ぶと、生徒の集中力を高められます。
5. 授業のゴールを明確にする
生徒が「この授業、何のためにやってるの?」と思ってしまうと集中できません。
だからこそ、「今日のゴールはこれ!」と最初に伝えることが大切。
例えば、数学の授業なら「今日の目標は、連立方程式を解けるようになること!」と明確にするだけで、生徒の意識も変わります。
いかがでしたか?
ちょっとした工夫で、生徒の集中度は大きく変わります。ぜひ、できそうなものから試してみてくださいね!
それでは、また!