
先生、お疲れ様です!
通知表の時期がやってきましたね。
毎年頭を悩ませるのが、あの「所見」ですよね。
「この子の頑張りをどう伝えようか」「もっと具体的に書けるかな?」
そんな先生方のために、今回は通知表の所見を書くコツを分かりやすく解説しちゃいます!
なぜ、所見を書くのが難しいの?
- 一人ひとりの個性があるから:同じクラスでも、子どもたちの成長は十人十色。一人ひとりに合った言葉を選ぶのが難しいですよね。
- 限られた文字数で伝えなければいけないから:伝えたいことはたくさんあるのに、文字数に制限があるのも悩みの種です。
- 客観的な評価と、励ましの言葉のバランスが難しいから:子どもの頑張りを認めつつ、改善点も伝えなければいけません。
所見を書く上での3つのポイント
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具体的な行動を挙げる
- 「いつも笑顔で挨拶をしてくれます。」より、「毎日、〇〇さんに「おはようございます!」と大きな声で挨拶をしてくれます。」
- 「授業に積極的に参加します。」より、「授業中、積極的に手を挙げ、自分の考えを発表します。」
ポイント:具体的な行動を挙げることで、保護者の方にも子どもの様子がより鮮明に伝わるでしょう。
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成長過程を具体的に記述する
- 「算数の計算が得意になりました。」より、「最初は九九を覚えるのに苦労していましたが、繰り返し練習するうちに、今では九九の表を見ながら計算できるようになりました。」
- 「友達との関係が良好になりました。」より、「以前は一人で遊ぶことが多かったですが、最近では積極的に友達と話し、一緒に遊ぶ姿が見られるようになりました。」
ポイント:成長過程を具体的に記述することで、子どもの頑張りをより効果的に伝えられます。
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子どもの言葉を使う
- 「算数の問題を解くのが大好きです。」より、「『この問題、おもしろい!』と目を輝かせて問題に取り組んでいます。」
- 「友達と協力して課題に取り組むことができました。」より、「『みんなで力を合わせれば、何でもできるね!』と友達と喜んでいます。」
ポイント:子どもの言葉を使うことで、より温かみのある、心に響く言葉になります。
その他のポイント
- 一人称で書く:子ども目線で書くことで、より親近感がわきます。
- 言葉遣いに気を付ける:難しい言葉は避け、保護者の方にも分かりやすい言葉を選びましょう。
- 褒める時は具体的に、改善点を伝える時は優しく:子どものやる気を引き出す言葉を選びましょう。
- 手書きで書く:手書きの文字には、温かみや誠意が伝わるでしょう。
まとめ
通知表の所見を書くことは、先生方にとって大切な仕事の一つです。
子どもたちの成長をしっかりと見守り、その成果を保護者の方々に伝えることで、子どもたちのさらなる成長を促すことができます。
この記事が、先生方の少しでもお役に立てれば幸いです。