こんにちは、先生たち!
学校現場で、友人に対して悪口を言ったり、暴力を振るったりする生徒と向き合う場面、ありますよね。叱るだけでは効果が薄いこともあり、「どうしたら分かってもらえるだろう?」と悩むことも多いはず。

今回は、そんな生徒に話すときに使える「例え話」を10個ご紹介します!身近なものをテーマにしているので、生徒もイメージしやすく、「あ、そういうことか!」と納得しやすいですよ。


1. 「鏡」の話

「人との関係は鏡みたいなものなんだ。君が鏡に笑顔を向ければ、鏡の中も笑顔を返してくれる。でも、怒った顔を向けると、怒った顔が返ってくるよね。君が友達に悪口や暴力を向けると、その人も嫌な気持ちになるし、君自身がつらくなっちゃうんだよ。」


2. 「落とした砂糖と塩」の話

「砂糖と塩を一緒にこぼしたら、どっちがどっちか分からなくなるよね。言葉も同じで、一度悪口を言ったら、それが砂糖(いい言葉)だったのか塩(嫌な言葉)だったのか、相手には区別がつかなくなる。だから、最初から慎重に選んで言葉を使うべきなんだよ。」


3. 「折れた鉛筆」の話

「鉛筆って、一度折れたら元通りにはならないよね。人の心も似ているんだ。悪口や暴力を受けると、その人の心が折れてしまうことがある。折れた心は簡単には治らないし、君も後悔することになるんだよ。」


4. 「木に打ち付けた釘」の話

「例えば、木に釘を打ち込むとき、『ごめん』と言って釘を抜いたとしても、木には傷が残るよね。悪口や暴力も同じで、たとえ謝ったとしても、相手の心には傷が残ることがあるんだ。だから、最初から釘を打たないことが大事なんだよ。」


5. 「スマホの画面」の話

「スマホの画面って、ちょっとした傷でも目立つし、修理するのも大変だよね。人の心も似ていて、悪口や暴力でつけた傷は簡単に修理できない。だから、大事なスマホを丁寧に扱うように、友達の心も大切にしなきゃいけないんだ。」


6. 「チームスポーツ」の話

「君はサッカーやバスケみたいなチームスポーツをやったことあるよね?チームの誰かを攻撃したら、そのチームはうまく機能しなくなるし、試合に勝てなくなる。クラスや友人関係も同じで、お互いを支え合うことで、初めて全員がうまくいくんだ。」


7. 「削れた消しゴム」の話

「消しゴムって、強く押しすぎたり乱暴に扱ったりすると、すぐに削れちゃうよね。友達も同じで、悪口や暴力を向けられると、心がすり減ってしまうんだ。大事に扱えば、ずっと長く一緒にいられるんだよ。」


8. 「火を扱う」の話

「火って便利だけど、扱い方を間違えると大火事になるよね。怒りや感情も火みたいなものなんだ。ちょっとした悪口や暴力でも、大きなトラブルに発展することがある。感情は慎重に扱うべきなんだよ。」


9. 「汚れたコップ」の話

「例えば、友達との関係をコップだとしよう。そのコップに汚れた水(悪口や暴力)を注いだら、飲みたくないよね。友達も同じで、君が嫌なことをすると、その関係が汚れてしまう。一度汚れたコップをきれいにするのは難しいよ。」


10. 「釣り糸が絡まる」の話

「釣り糸が絡まると、ほどくのがとても大変だよね。悪口や暴力で友達との関係がこじれると、同じように関係を修復するのが難しくなる。君が友達を大事にすれば、糸が絡まることもなく、スムーズな関係が築けるんだ。」


まとめ:例え話で生徒の心に響かせよう

悪口や暴力に関する指導では、「生徒自身が考え、気づくきっかけ」を作ることが大切です。例え話を使うと、生徒が普段の生活や経験に結びつけて考えることができ、素直に受け入れやすくなります。

先生の言葉が、彼らの行動を変えるきっかけになりますように!今日からぜひ使ってみてくださいね。

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